●夏休みの自由研究に二男が、当店サービスカー(代車)のオーバーホールに挑戦しました。
私が彼くらいの頃思いもよらなかった研究テーマですが、父が簡単そうにしてる作業の難しさ?を理解してもらえる(笑)チャンスなので快諾し、さすがに新車は任せられませんから当店のサービスカーでチャレンジしてもらいました。ほとんど彼が作業しておりますが、お客様に貸し出す自転車ですので最終チェックはもちろん私がしておりますのでご安心ください。
 
  (2003/08/01)

 まずは、ペダルを外し、ハブナット、クランク取り付けナット他の大ねじ類を仮ゆるめした後、メンテナンススタンドに載せ、後輪まわりから分解作業開始。
両立スタンド、チェーンケース、3段変速のベルクランクなどを外して後輪を外す準備。
 バンドブレーキのワイヤー固定ビス、バンドブレーキ本体の固定ビスを外し、チェーンアジャスタをゆるめチェーンが外れた状態で後輪をはずしました。工具の使い方がいかにも慣れない手付きです。ネジ類の緩める向きなどは締める緩めるが視点が変わると間違ったりでした。私も工具をさわりはじめた頃を思い出します。
 前輪、ランプ、前ブレーキ、泥除けなど外し、ハンドルまわりの変速レバーやブレーキレバーを取り外し中です。
 フロントフォーク、後ドロヨケ、チェーン、ギヤクランク及び左クランクを外したらフレームのみになりました。ここで、フロントフォークのベアリングを清掃し、ベアリングを挟む形で当たる玉押しも清掃。組み付け時にはもちろんグリスアップします。作業スタンドの下に工具や部品が散乱してますね(笑) 私が作業する際は、もう少し整頓されてますよ。
 タイヤとチューブを外して、ホィールを分解中。リム、ハブ、スポーク、ニップルなど全て分解。
 分解は簡単です。なんせ壊すだけですから(笑)
ココまでバラバラになりました。
 自転車の組み立てで一番の難所!ホィールの組み立てです。もちろん見た事はあっても彼が実際に作業するのは初めてですから、私がはじめにバルブ穴横にスポークを交差させニップルを取り付けた後、クロスさせる向きなど間違えないように順番に組むよう彼に託しました。もともとコツコツ作業が得意なタイプですから、無難に片側が完了。もう片側も最初の2本のみ私が手伝い他は彼にお任せ。組み終わったら均等にニップルを締めこんで仮組み完了です。
 まだまだ難所は続きます。いよいよホィールの振れ取り台を使っての本組みです。私もやり始めた頃はなかなか上手くいかず苦労したものです。こっちを締めるとこっちに動き、こっちを緩めるとこっちに動くって事を納得させ少しづつ振れ(縦、横)を修正しつつ増し締めしていきます。まずまず合格点くらいまで出来たところで私が仕上げました。フレームに固定してからではこの作業は出来ない為あえて、ココで手出ししています。
 ホィールが組みあがったら、フラップを付け、タイヤ、チューブをハメて空気を注入したら車輪は完成!
 グリスアップした後フロントフォークを取り付け、前ドロヨケ、ブレーキ、バスケットステー、前輪を取り付け。後ろドロヨケも取り付けました。本来バラから組み立てる際は後輪から組んでいきますが、今回は作業スタンドを使用してますから、重量バランスの兼ね合いで前輪から組み付けています。
 次は後輪まわりの組み付けです。後輪、後ブレーキ、スタンドなど仮固定した後、クランク、チェーンを組み付け、チェーンの張りを調整してから、各部を本締めしました。ココまで出来ると自転車らしくなりますね。
 ハンドルとグリップを取り付け後、ブレーキのレバーや変速レバー、ベルを取り付けました。
 前後ブレーキケーブル、変速ケーブルをセット。変速ケーブルは春先の最需要期には手伝ってくれてましたので説明無しでも完璧です。ブレーキワイヤーの装着は少々パワーが必要ですから、てこずっていました。
 ペダルを付けて各部のネジ類の締まり具合など最終チェックをして作業は完了しました。無事元通りのサービスカーになりました。
 おまけに「HAYASHI,CYCLE 56−1107」のナンバープレートを付けてドレスアップ?
サドル下には「超ベリーグッド」のプレートをつけてみました。