●0円で出来る!空気を抜かれるイタズラ対策●
 駅の駐輪場へ停めていて帰ろうとした時、空気が抜けてる(T.T) パンクかな?って、よく見るとバルブが外され空気が抜かれた状態になっていたなんて経験がある方も少なくないと思います。 そういったイタズラや嫌がらせを予防する方法を紹介します。 ただし、手で緩めて外す事が困難になるだけで、道具を使えば簡単に外せますから、100%撃退法ではありませんが、道具を使ってまでスルかな?って思いますので、やっておいて損は無いと思います。 簡単ですから是非実践してみてくださいネ!
※ここで紹介する方法は一般的な自転車の英式バルブ(虫ゴムが付いたタイプ)のみ有効です

 まず、見慣れた空気の入れ口(バルブ)の最下部の細いナットを最寄の自転車店などで廃タイヤからその部分を2個、お願いしていただいてきてください。 それを利用してイタズラ対策をします。 自転車店にとっては廃タイヤはゴミですから、すんなりいただけると思います。
もし戴き辛い時は黄色の矢印の元々付いていたモノで代用する方法もありますが、出来れば調達するのが望ましいです。
 ついでに虫ゴムも新しいものに交換されると良いと思います。交換方法はこちら
 キャップ、押さえ(少し太めのナット)、バルブ(虫ゴム)を外し、写真の黄色い矢印の様に、調達してきたナットを適当な位置まで入れておき、先ほど外したバルブ、押さえを取り付けて空気を入れます。
 押さえを手で締まるところまで締めこんだ後、先ほどのナットを押さえに当たる所まで、回していきます。
 押さえと、ナットが当たったところで、今度は10mmスパナとペンチを使って、手では緩めることが出来ないように、それぞれ矢印の方向に回してロックします。 なにぶん、細いナットですからメチャクチャな力で締め付けるとネジ山を傷めてしまいますから、ホドホドの力で締めれば良いですよ。
 出来上がると、こんな感じになります。 試しに手で緩めてみてください。手では、まず緩まないはずです。 これで、悪質なイタズラは少なくとも半減すると思います。 尚、走行中の振動で押さえが緩んで空気が漏れる心配も無くなりますから、駅に駐輪されない場合も実践されるとトラブル予防になると思います。 

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